株式会社REAL JAPANからご挨拶 2011年7月

 2011年3月11日、日本はそれ以前の日本では無くなりました。ロシア・CIS諸国とのビジネスの取り組み方も従来の公式は、ほとんど通用しなくなったと言えるでしょう。

 株式会社REAL JAPANは、震災以前からのチェルノブイリ原子力発電所事故関連の取材業務を通じ、ウクライナでの放射線モニタリングの模様、残留放射性物質の実態と対策、被曝者団体の体験の情報を蓄積していました。3月11日の震災発生直後からチェルノブイル原発の放射線モニタリングシステムを構築し、運用実績豊富なECOTEST製品の日本での販売体制づくりを行い、6月22日にはECOTEST製造メーカーSparing-Vist Center社による製品説明会を都内で開催しています。

 日本市場でのECOTEST製品に対する信頼性の評価とともに、悪質な業者による偽物の横行、海外企業によるメーカーへ無断でのリパッケージ品が出回る事態が発生しています。メーカーへ無断でのリパッケージの先にある意図を考えますと誠に憂慮するべき事態です。

 株式会社REAL JAPANは、ECOTEST製品の日本仕向け製品正規取扱店として、正しい製品の普及に努めてまいります。チェルノブイリ原発事故では、事故発生後10日で事故を起こした4号炉の被膜作業が完了し、7カ月後には石棺が完成しました。事故から28年が経過する2014年に従来の石棺を覆う、再石棺作業が1000億円の経費を投じて完成する予定です。チェルノブイリでは石棺から25年経った現在も高濃度の放射線が検出され、プリピャチ市街は廃墟のままです。半径30kmの立入制限区域は解除される目途も放射線量が下がる可能性もありません。福島では今現在も石棺作業には着手出来ていない現状を鑑みると、放射線量測定機器の現在の普及状況はゼロに等しいと言えるのではないでしょうか。チェルノブイリ原発事故の際、事故発生から10日後に終了していたプロセスに未だに達していないのが今の日本の現状なのです。

 チェルノブイリ原子力発電所事故の教訓が示す通り、2011年3月11日以前の日本はもう2度と帰ってきません。今後数十年から数百年単位での放射線との共存生活が始まっています。株式会社REAL JAPANは、ECOTEST製品の販売・普及・保証修理などのアフターサービスをトータルでサポートしてまいります。正しい知識を持って、安心安全な生活を日本に取り戻す一助になれますように活動してまいります。


2011年7月 株式会社REAL JAPAN